【文川じみ】イヤよイヤよも?
ストーリー
「ひねくれ者が恋をした。」
イケメン腹黒転校生×校内一のプレイボーイ。―小さくてかわいい男子が好きな榛名の前に現れたのは、身長180cm越えの転校生・岡田(かわいくない男子)。
入学早々「ヤらせて」と言われ、タイプじゃないと一蹴したにも関わらず、猛アタックが始まる。榛名がセフレを誘っていると邪魔したり、お尻を揉んだりのボディタッチ攻撃。タチしかできない榛名と、掘らせろと迫る岡田の攻防戦の行方は…!?
(Amazon 商品内容より)
受属性・攻属性
受属性 プレイボーイ(チャラい?)、タチ専門、イケメン
攻属性 転校生、高身長、イケメン、腹黒
超個人的総合評価
イラスト ☆☆
う〜ん、個人的にはあまり好きな絵柄ではなかったかも...どちらかというとのっぺりした感じ。イラストを楽しむような感じの作家さんではなさそうです。
表題作よりも、短編として入っていたお話のほうが描きわけがしっかりしていて、かつキャラデザで個性が出ていたので良かったです。
読めないというほどではないのですが、さっぱりしすぎなイラストであまりそそられなかったので星2つ。
ストーリー ☆☆☆
ストーリー自体は良かったのですが、主人公の受・榛名くんが攻・岡田くんを好きになる展開が早すぎな気がしました。もう少し、二人の攻防戦というか受・榛名くんが岡田くんに惹かれるまでの過程が見たかったです。あと、途中で出てくるモブ集団もよくわからなかった...
個人的には短編のヤンキーくんの話の方が好きでした。短いながらもきゅんきゅんできるシーンもありましたし。普通の商業用BLと比べて短編が多めなので、感情移入しにくかったのが残念でした。
エロ ☆☆☆
もちろん、普通のエロシーンもありましたが、モブ集団からレイプまがいなことをされてしまった時の受・榛名くんが一番エロかった気がします。絵柄の影響もあるかもしれないのですが、結構さっぱりとした感じなのでエロ重視の方にはあまりお勧めできないかも。
短編は全てエロありですが、これも当たりハズレが大きかった印象。
超個人的感想
さっと読めるエロありな商業用BLという感じ。読んだ後に残る余韻みたいものもなく、ちょっと残念でした。表題作が手抜きみたいに感じられたので、なんでこれを表在作にしたんだろう...という疑問が残ります。
短編も当たり外れがあり、私は一本好みのお話がありましたが、それ以外は...。このお話の続編が出るのであれば、文川先生の作品を購入しようと思います。